2020年12月26日土曜日

Baldur's Gate 3 のローカライズについて(その2)

前回は、日本語の表示が可能なことを確認しました。また、フォントの差し替えが上手く行かないことを確認しました。

 

今回は翻訳上の問題点と解決策についてわかったことを纏めていきます。このゲームでは、翻訳対象のテキストが入っているファイル "emglish.xml" は、順不同でそれぞれのテキストの用途がわかりません。実際の "emglish.xml" は以下のようになっています。

例えば9行目の「I'm sure I do.」は、話者が誰で誰に向かって、どのような状況での話されたのかが不明です。これでは翻訳する場合、無難な訳にするしかなくなってしまいます。同様に12行目の「Arcane Light」がアイテムなのか、スキル名なのかで翻訳も変わってくるかもしれません。それぞれのテキストの用途や文脈がわからないと翻訳がとても難しくて辛い作業になってしまいます。そこで、各テキストの情報を調べることにしました。



Raspberry Pi 4 でファイルサーバーを作ってみた(後編)

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