2018年10月15日月曜日

Windows 10 1809 で録音デバイスが使用できない・・・


Windows 10 1903, 20H2 もで同様の事象がありました。同じ手順で回復できます。

唐突ですが、Windows 10 の録音デバイスが使用できなくなりました。
具体的に言うと、パソコンで再生されている音声を録音できなくなった、ということです。この問題で困る人はそれほど多くないとは思いますが、対処の方法をメモしておきます。

確認するポイントは以下の二点です。
  1. 「ステレオミキサー」の状態の確認と設定
  2. 「マイク」の確認と設定



1. 「ステレオミキサー」の状態の確認と設定



コントロールパネルを開き、「サウンド」をクリックし、サウンド画面を開き、「録音」タブを開く。コントロールパネルの開き方は以下の情報を御覧ください。
「Windows 10で素早くコントロールパネルを開く方法:Tech TIPS - @IT」
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1701/14/news041.html

赤枠の「ステレオミキサー」が有効になっているかを確認する。
この例では無効になっている。

「ステレオミキサー」が表示されていない場合は右クリックで「無効なデバイスを表示」をクリックする。


「ステレオミキサー」が表示されたら、右クリックで「有効」をクリックします。


「ステレオミキサー」が「規定のデバイス」になっていることを確認します。


これで、「ステレオミキサー」が有効になりましたので、録音できるかを確認します。録音できない場合は次にすすみます。


2.「マイク」の確認と設定


スタートメニューから「設定」を開き、「プライバシー」をクリックし「マイク」開きます。


赤枠で示した部分のマイクがオフの場合はオンに変更します。これで、「ステレオミキサー」経由での録音が有効になりますので、録音できるかを確認します。

【注意事項】
赤枠で示した部分をオンに変更すると、その下にある各アプリの設定が必要になります。使用していないアプリの設定はオフに変更してください。私は各アプリからマイクへのアクセスを禁止したいので、すべてオフにしています。

Windows 10 1803 以前ではマイクの設定は、ストアアプリにのみ有効だったのですが、1803からはデスクトップアプリケーションにも適用されるように変更になったみたいです。


【2019.06.09 追記 】
Windows 10 1903 では、以下の項目も確認します。
「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」の設定を「オン」にします。






Windows 10 1803 の時も同様の問題が発生しました。どうも、半年に一度の大型アップデート時に設定がおかしくなるみたいです。

ちなみに「ステレオミキサー」という名称はPCにより異なることがあります、また「ステレオミキサー」機能そのものを持たないPCもあります。この場合はPCで再生されている音声は録音できません。

では・・・

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